お彼岸は「行活」

先日、お彼岸期間を「○+活」に当てはめるのであれば、「行活」“ぎょうかつ”が適当とお話ししましたが、その理由は・・・

お彼岸=お墓参り

というイメージがあるか思いますが、これは日本古来の「先祖供養」の習慣と結びついたものです。

 

実は、お彼岸には先祖供養だけでなく、様々な意味があるのです。

 

では、お彼岸とはそもそも何なのか?

 

「彼岸」→「彼」の「岸」→つまり、向こう側の悩みや苦しみのない、仏様がいる悟りの世界。

これと対をなすものが・・・

「此岸」→「此」の「岸」→つまり、こちら側の迷いや煩悩のある、私達が生きる世界。

 

本来私達は、彼岸に渡るため、日々修行しなければならないのですが、現代社会で生きているいじょうそうもいきませんよね。

 

そこで「せめて1年の内、秋と春のお彼岸期間は仏道に身を投じ、悟りの世界に近づきましょう!」 というのが、お彼岸の始まりと言われています。

 

お彼岸の期間は入りから明けまで7日間あります。※今年の春彼岸は3月17日~23日まで

 

具体的にどのようにして過ごすのか?

 

お彼岸の中日にはご先祖様への感謝とご供養を行い、お中日の前後6日間に

 

①布施 ②持戒 ③忍辱 ④精進 ⑤禅定 ⑥智慧

 

という具体的修行(六波羅蜜といいます)を1日に1つずつ修め、悟りの世界を目指します。

 

①布施・・・他に施しをする事

②持戒・・・日常の道徳を守り反省する事

③忍辱・・・不平不満を言わず耐え忍ぶ事

④精進・・・何事にも全力で努力する事

⑤禅定・・・心を安定させる事

⑥智慧・・・偏見を持たず正しい判断をする事

 

↑なんだか難しい言葉や説明を見ると、少し身構えてしまいますね(゚ー゚;A

 

まとめますと、「お彼岸期間は、特に、自分自身を見つめ直し、悪いところを改め、他者にも思いやりの心で接しましょう!」という事です。

 

さて、冒頭でお話しした、お彼岸期間は「行活」“ぎょうかつ”という理由ですが、

 

皆さまお気づきになりましたか?

 

そうです!

 

お彼岸はお墓参りをするだけでなく、ご自身の“行”(修行の事)をする期間。

 

さあ、皆さまご一緒に、お彼岸は「行活」に励みましょう (^人^)